安定器の調査要領

銘板確認のため、通電中の変圧器・コンデンサーに近づくと
感電の恐れがあり大変危険です。
必ず電気保安技術者に依頼して確認してください。

使用中の照明器具のPCB使用安定器の有無の調査は、以下の要領を参考に実施してください。

調査前の留意事項

● 使用中の照明器具については、接触等により感電の恐れがありますので、調査にあたっては、照明設備を管理している電気工事業者に、ビル管理法の対象のビルではメンテナンス会社にご相談・ ご確認ください。
● 建物のしゅんエ図書、過去に実施した調査の記録等、既に作成されている書類があるかどうか、まずそれを確認してください。書類がある場合には、それをもとにPCB使用安定器の有無を判断してください。
ただし、 サンプル調査の場合には、PCB使用安定器の発見に漏れがあった事例もあることから、調査内容(方法及び結果)をよく確認してください。

調査時の留意事項

● 調査対象の照明器具の設置高さに応じて、以下を参考に安全に十分留意して調査してください。
► 事務所や店舗等の通常の高さの天井に設置されている場合・脚立等を使用

► エ場、 倉庫等の3m以上ある天井や屋外の高所に設置されている場合:ローリングタワー、可搬式高所作業リフト、高所作業車等を使用

● 調査作業は、電気工事士の資格を有する電気工事業者、電気設備業者、建設業者等に行ってもらうようにしてください。

● 調査においては、照明器具又は安定器の型式、製造番号、製造年月等を記録するとともに、ラベル、銘板等を写真撮影してください。作業現場で判別が困難な場合に、メーカーに問い合わせする際の資料とするためにも重要です。

調査方法

● 安定器は照明器具の内部に設置されており、 外部からは確認できません。そのため、 以下に示す順序で調査してください。

① 照明器具のラベル調査
照明器具のラベル記載内容を確認し、メーカー・種類・力率・製造年月等からPCB使用安定器の有無を判別してください。

② 安定器の銘板調査
照明器具のラベル調査による判別が困難な場合には、 照明器具カバー、反射板等を取外し、安定器の銘板記載内容を確認し、メーカー・種類・力率・製造年月等からPCB使用安定器の有無を判別してください。

● 昭和52年(1977年)3月以前に建築された建物については、PCB使用安定器が設置された可能性があります。PCB使用安定器が使用·保管されている場所の例を以下に示しますので参考にしてください。

◇ 天井裏や壁際· 梁
事務室の天井裏や工場の壁際・梁にPCB使用安定器が設置されている場合があります。 照明設備を更新した施設においてもPCB使用安定器が残置されている可能性があります。

◇ 照明器具内
LEDランプに交換している場合においても、 器具内にPCB使用安定器が残置されている場合があります。

◇ エレベータ
エレベータの照明にもPCB使用安定器が使用されている可能性があります。

◇ 敷地内の屋外灯や建物外壁·屋上の照明
敷地内の屋外灯や建物外壁・屋上の照明にもPCB使用安定器が使用されている可能性があります。

◇ 屋外・屋内の倉庫、 電気室等の機械室等
過去に回収・保管されたPCB使用安定器は、 屋外・屋内の倉庫、 電気室等の機械室等、 普段邪魔にならない場所に保管されている可能性があります。

◇ 無人の施設の照明等
利用されていない事業所、 エ場施設等に保管・使用されている可能性があります。


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